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現場力UPの為の指導者テキスト
( 地域の皆様と共に創り上げてきた、ノウハウを、是非御社でお役立て下さい!!)
 
 ●お客様と共に歩んできたウェル・ビ
 ●多くの失敗が、私達の背中を後押ししてくれました。
 ●常に自分が利用する立場に立って
 ●参加するその人が自らしたい気持ちが起きるプログラムつくりを
 ●これからもこつこつとあきらめないで取り組んでまいります
 
〜私たちの現場での学びが、皆様のクラブで役立てられたらほんまに幸せです〜
 
〜業界関係者の皆様へ〜

平成元年にオープンしました(株)水口スポーツセンター”ウェルビ”。多くの皆様に支えていただき、こころより御礼申し上げます。
当社の門坂芳子コーチが初挑戦から5年の歳月をかけてマスターズ世界新記録達成という大変嬉しい出来事もありました。先輩の姿を通して「成功するまでやり続ける」の精神の元、これからもスイミング業界の発展と向上のため、絶え間ない努力とプログラムの開発に努めて参りたいと思います。

さて、私たちを取り巻く社会的環境は益々厳しさを増し、家族の崩壊も日常化しています。人々の孤立感は広がり、特に育児環境の変化は、母親への育児負担を増大させています。近年増加している少年犯罪や親殺し、子殺しなどは、このような母親のストレスが子どもに直接向けられることが反映しているように思われてしかたがありません。また、一方で長寿化が進む中、老人を取り巻く環境も厳しくなっています。高齢者の医療費の増大、少子化故の家族の介護力の低下は、高齢者だけでなくいわゆる団塊の世代の不安を広げているのです。

こうした全世代に渡る生きにくさを、当社は「世代別こころのプログラム」を通じて立ち向かうお手伝いをしたいと考えました。「子育て支援」「子どもの自立支援」「居場所の提供」「自尊と好縁の場の提供」が私たちのプログラムのコンセプトです。そして、そこから作られた多くのプログラムを育ててくださったのは実は会員の皆様お一人お一人の声だったのです。「育児を育自」と捉えた親子のベビー教室も、2歳半からのイヤイヤを受け止めるウェル・ビ保育クラブも、3歳からの自己中をファンタジーのごっこ遊びで解放する幼児教室もお客様の声から生まれました。そして、不登校の子どもたちにとって学校だけが学舎じゃないと教育委員会が認める居場所も生まれました。

世の中がどんどん変化していく中で今スイミングに求められているものは、その人のこころに寄り添い、その人がしたいと感じる目標を一緒に探すお手伝いをすることだと考えます。今回はその中でも「子育て支援」のプログラムを中心にご紹介したいと思います。まだまだプログラムの内容、指導能力は人々の期待に応え切れていない内容も残しておりますが、私たちの学びを共有していただくことでスイミング関係者の皆様からたくさんのご指摘を頂戴したいと思います。不況感で低価格志向が求められる中、オリジナリティーを表現できるプログラム作り、価格の設定、高級品と普及品の選別など今後の商品戦略課題は山積みですが成功するまでやりつづけたと思います。
(株)水口スポーツセンター“WELL・BE”
部長 知田 良博